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┃受┃験┃英┃語┃の┃落┃し┃穴┃【週刊】11月8日号
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☆問題提供:大阪予備校・大阪北予備校:http://kitayobi.osaka-y.ac.jp/index.html
☆編集配信:まなぼう.jpかんさい:http://www.manabou.jp/

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*今日の問題*
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★次の英文に誤りがあればそれを訂正し、正しい語を書きなさい。

1.Most of students know the fact.

2.Every students loves his school.

3.Won't you have some more coffee?

4.Any children can do such an easy thing. 

5.They talked each other for a while.



<正解と解説は、一番下にあります>(^_-)-☆

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■受験英語の落とし穴『代名詞:その1』

ここでは毎週「受験生が陥りやすいワナ」について、ポイントをお教えして
いきます。それではまず、問題をやってみて下さい。

次の(   )内の語群に1語を補い、正しい英文に並べかえなさい。

a)I don't have a pen.  I wonder if ( me, lend, can, you ).
b)This hat is too small for me; ( one, me, show, bigger ).
c)This dress is less expensive than ( one, bought, yesterday, I ).
d)The climate of Japan is milder ( China, than, of ).
e)The twins are so much alike that we (the, tell, cannot, from, one).
f)To know is one thing; ( quite, is, to, teach ).
g)This camera is as ( as, my, new, good ).



(~o~)(^_^)v(*^_^*)(^0_0^)!(^^)!(^^ゞ(#^.^#)(^_-)-☆(――;)(^_^;)(-_-;)

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今週は、代名詞の中から間違いやすい「one」の使い方について見ていくことに
しましょう。

a)you can lend me one
 「ペンを持っていないのですが、貸していただけませんか。」
 既出の可算名詞の反復を避けて、「その名詞で呼ばれるものなら何でもよい
 からそれを一つ」の意味で用いる不定代名詞は one 。
 問題は「ペンなら何でもいいから1本貸してもらえませんか。」の意味で、
 one(=a pen)を補う必要があります。


b)show me a bigger one
 「この帽子は小さすぎる。もっと大きい帽子を見せてください。」
 既出の可算名詞を受ける one は、形容詞に修飾されると不定冠詞を伴うか、
 複数形にならなければならない。
 a bigger one か bigger ones のいずれかにしなければならないが、問題
 文では one となっているので、不定冠詞 a を補う。


c)the one I bought yesterday
 「この服は昨日買った服より安い。」
 不定代名詞 one は、特定のものを指す場合には定冠詞を伴う。


d) than that of China
 「日本の気候は中国よりも温和だ。」
 日本の気候と中国の気候を比べている。
 the climate of China → that of China
 「the+既出の名詞」を受ける指示代名詞は that。one と異なり、可算名詞
 も不可算名詞も受けることができる。


e)cannot tell one from the other
 「その双子はたいへんよく似ているので、見分けがつかない。」
 2つのうち、どちらか一方を one で受けると、残りの一方は the other で
 受ける。複数個の中から不定のもう一つを選ぶときには another、残った
 複数個のすべてを受けるのは the others となる。

 e.g.)
 ・He has two sons; one lives in Osaka and the other in Tokyo.
 ・He has four sons; one lives in Osaka, another in Nagoya and 
  the others in Tokyo. 


f)to teach is quite another
 「知っているということと教えるということは、全く別である。」
  A is one thing and B is another.「AとBとは別だ。」


g)good as my new one
 「このカメラは私の新しいカメラに負けぬほど良いカメラだ。」
 原則的には、所有格の次には one を用いない。
 ※ This room is not mine. It's  Mary's.

 ただし、問題文のように形容詞がつけば one が必要になる。

 また、「人称代名詞の所有格+own」の後に one は用いないことにも注意
 しよう。
 ※This room is my own.


今週は「代名詞 one」の間違いやすいポイントについて解説しました。
来週をお楽しみに。

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<正解と解説>(^_^)v

今日の問題のテーマは『不定代名詞とその形容詞的用法』。 簡単に見えて、
いざ問題と向き合うと、見逃したり、ケアレスミスをしてしまったりしやすい
ポイントです。しっかり覚えておきましょう。


1.Most students または Most of the students
 「たいていの学生は、その事実を知っている。」
 most, some, many, few といった数を表す不定代名詞は、複数名詞と直結して
 形容詞として用いると、不定の内容を表します。
 e.g.)Some students believe in UFO's.(UFOの存在を信じる学生もいる。)

 ただし、all と both は定冠詞をとる場合があります。
 All (the) boys like outdoor sports.(男の子は皆戸外のスポーツが好きだ。)

 また、量や程度を表す不定代名詞は不可算名詞と結びつきます。
 He spent little money on books.(彼は本にはほとんどお金を使わなかった。)

 こうした代名詞は当然、主語や目的語になる代名詞としても用いられますが、
 その場合は必ず特定のもののうちの一部又は全体を指し、
 「不定代名詞+of+特定物」の形になります。
 e.g.)
 Most(Many, Some, Few) of them(the students, my students) agreed with me.


2.student
 「生徒は皆学校が好きだ」
 every+単数名詞は複数の概念を伝えますが、取り扱い上は常に三人称単数となり
 ます。
 e.g.)Every dog has his day.((諺) 誰にでも得意な時代がある。)

 また、everyによって修飾される名詞が A and B の場合でも、三人称単数扱いと
 なりますから、注意が必要です。
 Every boy and girl is aware of the fact.
 (男の子も女の子も皆、その事実を知っている。)


3.正しい
 「コーヒーをもっといかがですか。」
 some と any の使い分けの原則。「肯定文ではsome、否定文・疑問文・if節中
 ではany を用いる。ただし、形は疑問文でも、依頼や勧誘を表していたり、話し手
 が当然 yes の答えを予想しているときは、some を用いる。」

 問題文は疑問文の形をしているが、Please have some more coffee. とほぼ同意の
 勧誘文であるのでsomeで正しい。


4.child
 「そんな簡単なことなら、どんな子供にもできる。」
 疑問文・否定文の中の any は、単数名詞も複数名詞も修飾できるが、肯定文の
 中では、「any+単数名詞」で「どんな〜も」という意味の強意表現となる。


5.talked to each other
 「彼らはしばらくの間、お互いを相手に話し合った。」
 each other は代名詞。他動詞か前置詞の目的語か、所有格でしか用いられない。
 ※They loved each other.(他動詞の目的語)
 ※They looked at each other.(前置詞の目的語)
 ※They looked at each other's face.(所有格)

 主語になる場合は each と the other に分かれる。
 ※Each of us knew what the other wanted.
 (私達は互いに相手の要求を知っていた)


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