┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓ ┃受┃験┃英┃語┃の┃落┃し┃穴┃【週刊】１２月６日号 ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┛ ☆問題・解説：大阪予備校・大阪北予備校：http://www.osaka-y.ac.jp/ ☆編集・配信：まなぼう．ｊｐかんさい：http://www.manabou.jp/ 【配信停止の方法は、一番下にご案内しております】 ＝＝＝♪＝＝＝♪＝＝＝♪＝＝＝♪＝＝＝♪＝＝＝♪＝＝＝♪＝＝＝♪＝＝ ＊今日の問題＊ ＝＝＝♪＝＝＝♪＝＝＝♪＝＝＝♪＝＝＝♪＝＝＝♪＝＝＝♪＝＝＝♪＝＝ ★次の英文の中から、正しいものを選びなさい。 １．Have you ever been to abroad？ ２．Come this way, please. ３．She is older than Tom by three years. ＜解答・解説は一番下にあります。＞ (^_-)-☆ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ■受験英語の落とし穴 ここでは毎週「受験生が陥りやすいワナ」について、そのポイントを解説して いきます。まず問題を解いてみてください。 ・次の英文の中で、間違っているものはその部分を訂正しなさい。 １．He walked the busy street. ２．He returned to home from the abroad yesterday. ３．He goes to church on every Sunday. ４．I have been here in Japan ten years. (~o~)(^_^)v(*^_^*)(^0_0^)!(^^)!(^^ゞ(#^.^#)(^_-)-☆(――;)(^_^;)(-_-;) 【ちょっとＰＲ】 ▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼ ＊Ｅラーニング「まなぼうＷＢＴ」の新コース ★大予備・北予備の『センター英語』攻略講座 「問題集」「予想模試」「参考書」「単語・熟語集」の全ての機能を備えた、 受験英語の総合学習サイト。特にセンター対策には最適です。 ★まなぼう『小倉百人一首』＜対象：小学高学年〜中学３年生＞ キーボード操作のトレーニングコーナーや、重要古文単語集もついています。 百人一首を学びながら、キーボード操作にも慣れるＥラーニング講座。 いずれも来週より、まなぼう楽天ショップhttp://www.rakuten.co.jp/manabou/ で、販売開始いたします。 ▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲ 【ＰＲ終了】 (~o~)(^_^)v(*^_^*)(^0_0^)!(^^)!(^^ゞ(#^.^#)(^_-)-☆(――;)(^_^;)(-_-;) 今週は「副詞的目的格」を学習しましょう。 時・距離・等級・方向・方法・程度・比喩を表わす名詞は、「形容詞＋名詞」の 形で副詞句として働きます。この場合には、前置詞を必要としません。 これを「副詞的目的格」と呼びます。 １．He walked along the busy street. （along が必要） 「彼はにぎやかな通りを歩いていった。」 along の代わりに、up または down を用いても意味はあまり変わりません。 walk は完全自動詞です。「完全自動詞のあとには、副詞・副詞句といった修飾 語句しか続かない」と覚えておいて下さい。 He walked around in the park.（彼は公園の中を歩き回った。） の場合の around は副詞、in the park は副詞句です。 これと同じように、問題文も He walked along the busy street. としなければいけません。 ２．He returned home from abroad yesterday. （to, the は不要） 「彼は昨日、外国から帰ってきた。」 home は副詞なので、to は要りません。 また、上の１で触れたように「完全自動詞のあとには、副詞・副詞句といった 修飾語句しか続かない」のですが、その副詞・副詞句において、 「in あるいは to 以外の場合には、むき出しの形で前置詞の目的語になる」 ことも覚えておきましょう。つまり、from のあとに the は不要です。 ３．He goes to church every Sunday. （on は不要） 「彼は日曜ごとに教会へ行く。」 時・距離・等級・方向・方法・程度・比喩を表わす名詞が、「形容詞＋名詞」 の形で副詞句として働く「副詞的目的格」には、前置詞を必要としません。 every Sunday は、副詞的目的格ですから、on は要りません。 以下に、例を挙げておきます。→（ ）がその例です。 [時 ] He kept on working (all night). ＜一晩中働き続けた。＞ [距離] He walked (ten miles). ＜１０マイル歩いた。＞ [等級] He always travels (first class). ＜１等で旅行する。＞ [方向] Come (this way), please. ＜こちらへどうぞ。＞ [方法] I did it (this way). ＜こんなふうにして、それをした。＞ [程度] He is (six feet) tall. ＜身長が６フィートある。＞ [比喩] Her skin is (snow) white. ＜雪のように白い。＞ ４．I have been here in Japan ten years. （正しい） 「日本に来て１０年になる。」 上の例でも分るように、ten years が副詞的目的格で、正しい表現です。 もちろん I have been here in Japan for ten years. も正しい文です。 来週は「注意すべき副詞」について解説しますので、お楽しみに。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ＜正解と解説＞(^_^)v ＊正解：正しい文は、２と３です。 ＊解説 １．to は不要 「これまでに外国へ行ったことはありますか。」 『〜へ行ったことがある』の意味の have been to 〜のbeen は完全自動詞 で、あとには方向の副詞か、副詞句が続きます。 abroad は「外国へ、外国で」という意味の副詞ですから、to は不要で、 Have you ever been abroad？ となります。 または、方向の副詞句を作る前置詞は to と決まっていますので、 Have you ever been to a foreign country？ となります。 ○場所や方向を表わす副詞の中から、頻出語をまとめておきましょう。 here, there, abroad, overseas（海外へ）, upstairs（二階に）,downstairs（階下に）, downtown（都心に、街に）, uptown（住宅地に）, indoors（屋内に）, outdoors（屋外に）, next door（隣に） ２．正しい。Come this way, please. 上の解説にあるように、this wayは「形容詞＋方向を表わす名詞」の副詞的 目的格で、前置詞は不要です。 ３．正しい。She is older than Tom by three years. She is three years older than Tom. とするとbyは不要で、three years は、副詞的目的格として働きます。 程度の副詞的目的格（ここではthree years）は、修飾する語句（ここでは older）の直前に置きます。 ******************************************************************* 『受験英語の落とし穴』 ☆問題・解説：大阪予備校・大阪北予備校 http://www.osaka-y.ac.jp/ ☆編集・配信：「まなぼう.ｊｐかんさい」http://www.manabou.jp/ ＊メール配信の停止 ○メルマガサイトから申し込まれた方 http://www.manabou.jp/melmagawebpage/cntrenglish_subscrib.html#stnd ○「まなぼう.jp」からの登録、又は「楽天」でお申込みをされた方 http://www.manabou.jp/melmagawebpage/melmagaform.htm ******************************************************************* 【編集・配信】 ユーネットワーク株式会社 神戸市中央区北長狭通5丁目2番19−308号 コフィオ神戸元町 http://www.manabou.jp/company/company.html http://www.rakuten.co.jp/manabou/465989/（「まなぼう」楽天ショップ） ******************************************************************* |
