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┃受┃験┃英┃語┃の┃落┃し┃穴┃【週刊】1月3日号
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==<今日の問題>==

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★次の各組の英文の意味の違いがわかるよう、日本語に直しなさい。

1.a)They stole the safe.
  b)They robbed the safe.

2.a)They searched him.
  b)They searched for him.

3.a)She made some coffee.
  b)She made a great pianist.

4.a)I asked where he lived.
  b)I asked that he come at once.

5.a)I suspect that he will come.
  b)I doubt if he will come.
  c)I doubt that he will come.

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今週のテーマは「目的語に注意すべき他動詞」です。

1.a)彼らは金庫を盗んでいった。(They stole the safe.)
  b)彼らは金庫を荒らしていった。(They robbed the safe.)

 それぞれの目的語のもつ意味に注意が必要です。
 stealの目的語は「盗品」なので、上の文では金庫が目の前からなくなって
 います。

 これに対してrobは、rob A of B(AからBを奪う)のパターンで用いられ
 る「剥奪の動詞」の一つで、robの目的語は「盗品の持ち主」(または「置き
 場所」)、ofのあとに来るのが「盗品」ということになります。
 下の文では盗品に言及されていませんが、金庫の中身であることは明らかで、
 「金庫から中身を盗まれた」の意味で、金庫は目の前にあるが中身がなくな
 っているということになります。

 「剥奪の動詞」は、このほかに
 deprive , clear , rid , relieve , strip , cure などがあります。



2.a)彼らは彼のボディ・チェックをした。(They searched him.)
  b)彼らは彼を捜した。(They searched for him.)

 They searched the wood for the missing child.
 (彼らは行方不明の子供を見つけようと、森中をくまなく捜しまわった)
 
 この文で分るように、上の文では「捜す対象物」が、下の文では「捜す場所」
 が省略されている。
 searchの目的語は「捜す場所」であり、for のあとに来るのが「捜す対象物」
 であることを覚えておきましょう。 



3.a)彼女はコーヒーをいれた。(She made some coffee.)
  b)彼女は偉大なピアニストになった。(She made a great pianist.)

 動詞のあとの名詞が主語と異なるものを指す場合は目的語、同じ対象を示す
 場合は補語になります。

 例えば、
  The girl became a nurse.(彼女は看護婦になった。)
 は後者で、becomeは「〜になる」という不完全自動詞ですが、
  The dress becomes the nurse.(そのドレスはその看護婦によく似合う。)
 では前者で、becomeは「〜に似合う」という他動詞になります。

 makeも、あとに主語と同じ対象物が来る場合には、不完全自動詞のbecomeと
 同じ「〜になる」という意味になります。



4.a)彼がどこに住んでいるのかと尋ねた。(I asked where he lived.)
  b)彼がすぐ来るようにと頼んだ。(I asked that he come at once.)
 
 疑問詞(またはif , whether)で導かれる節を目的語にとる動詞は、疑問・
 疑惑の動詞ですから、上の文のaskは「尋ねる」の意味。
 これに対して、
 that節や不定詞を目的語にとる ask は、「頼む」という意味になります。

 (注)下の文のthat節中の動詞 comeは、要求の従属節中の仮定法現在です。



5.a)ひょっとしたら彼は来るのではないかと思う。(I suspect that he will come.)
  b)ひょっとしたら彼は来ないのではないかと思う。(I doubt if he will come.)
  c)彼は来ないと思う。(I doubt that he will come.)

 I think that〜 , I believe that〜 「きっと〜だと思う」と同様に、
 I suspect that〜「ひょっとしたら〜ではないかと思う」は、確信はないが
 肯定的な推量。

 これに対して、if節を目的語にとるdoubtは疑惑の動詞で、
 I doubt if〜「〜かどうか疑わしい → 〜ではないのではないかと思う」
 という否定的推量を表わします。

 なお doubtは、否定文では that節を目的語にとり、do not doubt=believe
 の意味を伝えます。
 つまり肯定文でthat節を目的語にとると、doubt=do not believe という意味
 となります。


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来週は、「完全他動詞と授与動詞」について。お楽しみに。



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